「イカのビックリ & ワタ焼き」


今(7月下旬)、スルメイカが出盛りで、1パイ\150〜\180ぐらいで店頭に並んでいる。

「刺身用」なんて書いてある目の澄んだ
新鮮なヤツを見つけたら、万能ネギと一緒に買ってこよう。

「のんだくれ@きっちん」
第二話は、酒飲みが、必ず満足するスルメイカ料理。


イカのビックリ」


材料:
スルメイカ、万能ネギ、片栗粉、サラダ油、しょう油

   

イカは水洗いして、足を持ちワタごと引き抜く。人差し指を軟骨に沿って入れてゆくと抜きやすい。
引き抜いたワタと足は、「ワタ焼き」で使うので、ラップをかけて冷蔵庫へ。

万能ネギは、約2/3束をみじん切りにして器に入れる。結構な量だが、イカと混ざると、無闇に美味しいので、ざくざく刻みます。

   

イカの身からエンペラを外し、開いて皮をむく。

開いた身をヨコ半分に切り、90度廻して、5mm幅で切る。イカ素麺ほど細くする必要はありませんが、あまり太いと食感が良くありません。

   
ココまで来ると、この料理は9割方できたようなもの。ビールやら、取り皿やら、しょう油やらをテーブルに用意して、仕上げに入ります。
   

フライパンを中火にかけ、温まったら、サラダ油を薄く引く。

同じタイミングでイカ2ハイに対して、小さじ1杯半の片栗粉をまぶし、ざっくり混ぜる。

   

間髪入れずにイカをフライパンに投入し、菜箸で、ザッ、ザッ、ザッと全体に油を馴染ませたら、万能ネギの入った器に空ける。
フライパンに入っている時間は、長くても7秒。

これで出来上がり!

   

テーブルに出したら、ザッとしょう油を廻しかけ、万能ネギともざっくり混ぜたら、1秒を争って食します。

「イカのビックリ」
ビックリするほど簡単なのか、ビックリするほど美味しいのか、詳細は不明。
でも、簡単で美味しいことに間違いはありません。



この料理、どこで教わったのか知らないが、うちの嫁の定番で、簡単にチャッチャッと作る様子を前から見ていた。めっぽう旨くて、これが食卓に上ると、チビたちと争って食べる。

今回、スルメイカが驚くほど安かったので、買って帰り、頭を下げて、料理法を教わった。
イカの下処理が面倒かもしれないが、この美味しさを知ると、それを厭わなくなること間違いなし。

しつこく書くが、出来たてをパッと食べるのが極上。
スパゲティーより1分1秒を争って召し上がれ。

   


「ワタ焼き」


   

材料:
スルメイカのワタ、ゲソ、ニンニク、味噌(バターでも可)

ワタを足(ゲソ)から外し、余計な臓物と墨袋を取り除く。

ゲソは、吸盤を指でこそげ落とし、3cmぐらいの長さに切る。

   

アルミホイルを二重にして30cm x 30cmぐらいに広げ、真ん中にゲソを置き、ニンニクのみじん切りを散らし、その上にワタを載せる。最後に味噌を小さく散らしたら、ホイルの向かい合わせを2−3度折り、左右の端も折り合わせて、魚グリル(オーブントースターや焼き網でもOK)の中火で10分ほど焼く。
味噌の代わりにバターを入れても旨い。 その際は、しょう油を2、3滴たらして。
   
7−8分で香ばしい臭いが漂ってくるハズ。焼き加減は好みと思うが、手で触ってみて、ワタが少し堅くなってるぐらいがワタシは好み。
 
ワタとゲソを食べ終わったホイルにご飯を入れてもう一度火にかけると、飲みの仕上げのイカめしになる。
スルメイカ全てを食べ尽くした満足感に浸る一瞬。


正直に言ってしまおう。
ワタシは、勿論、「イカのビックリ」が大好きだ。
だがしかし、本当の目論見はこちらの「ワタ焼き」にある。

カニ味噌に通ずる大人の肴。



あ、エンペラ忘れた。
エンペラ入れるなら、「ワタ焼き」に。
「ビックリ」は、ソフトな歯触りが信条なので、エンペラ入れると食感が悪くなります。